《MUMEI》 兄「あたしの事を覚えていたんだね。」 ー嘘じゃなかった。 〈じゃあ茄魏ちゃんのお兄さんは、 一体何処にいるんや?〉 『知りたいのか?』 「うん、知りたい!!」 『仕方ねぇ。』 《スタスタ 『茄魏。』 ー?!! そこに現れたのは、茄魏の兄だった。 「嘘・・でしょ?」 ー本当にお兄ちゃん・・なの? もう何年も会っていなかったが・・ 兄の昔の感じのままだった。 『茄魏・・会いたかった。』 「お兄ちゃん・・・」 〈本当に茄魏ちゃんのお兄さんなんやな?〉 『えぇ、初めまして。茄魏の兄で、 片霧桐亜といいます。』 僕はそんな状況も知らずに、ただ・・休んで寝ていた 前へ |次へ |
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