《MUMEI》

「ばいばい〜〜ゆめ!!」 私の友達の愛が笑顔で手をふった。
  

 「おはよう!あい〜」 わたしたちは高校に入学してからもう3ヶ月。 入学してからずっと一緒なんだ。愛は今日彼氏と帰るみたい。 「彼氏なんてうらやましい。」なんて独り言を言ってかえろうとしたとき「ゆめちゃ〜〜ん!」びくっっ!! いきなり後ろから押されてびっくりしてしまった。「あっ!直哉くん。」直哉君は愛の彼氏。「あれ??愛は??」「あーー今日はさき帰ってもらった。」「そうなんだぁ・・・」なんだか少しいやな予感がしてしまった。「ちょっと話聞いてほしいんだ。」「わ・・・わかった。」

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