《MUMEI》

「はぁ・・」そのまま2人とも寝てしまった。

「あっ!!もうこんな時間。」もう8時だった。「ぢゃぁかえるね。」「おう。またあした」「うん。」  そうして家に帰った。

私は携帯の1件のメールをチェックした。「チェーンメール(^^)/出来るだけおおくのひとにまわしてね!  今日15時ごろ、友達の彼氏とベットで・・・^^最悪なひとですねぇ^^ではみんなメールまわしてくだあさぁい^^ 」どきっとした。そして下のほうに写真があった。そこには「・・・・・・。」あの時撮られたらしき写真が。言葉が出ない。「・・・うそ。」そして一斉送信のところを見るとしっかり愛にも送られていた。「や・・・やばい。」そうしているとメールが一気に受信された。To:まな  最低。そんな人だったんだ。 いくら友達でも許せない。 マナは幼馴染。To:かなこ  きもい。 To:みき  死ね。メス豚。 そして最後に To:愛 夢・・・。そんな人だったの??ひどい 信じてたのに。どうして? 夢は最悪だね。 愛は直哉と別れるね。お幸せに。 親友を失った愛より。
私は最後の「お幸せに」のことばが心に突き刺さった。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

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