《MUMEI》 「えっ!?や、約束が違うじゃない!!」 薫は後退りをしながら私から逃げようとする。 「あははっ!逃げても無駄よっ!」 薫は逃げ道がないことを知り 後ずさるのをやめ、次は叫びだした。 「ばっかじゃないの?学校にはもう誰もいないのよ!?」 私はいつも薫に笑われていたように ギャハハッと笑った。 「話すことはある?」 と最後に私は聞いた… 前へ |次へ |
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