《MUMEI》
突然 出会いますか…
ホテルのチェックアウトをすましそこらをぶらぶらとする。寒いし、でも街はクリスマスムードから一気に年末ムードへと差し掛かっていく「もうクリスマス終わりだもんな…」また来年も男を引っ掛けて遊ぶ目標だろうなでも年齢詐称してとまたストリップで大儲けもいいとは思う。また今日も風俗限定のバイト先探しが始まろうとしていたが。目の前に紫色の短髪で綺麗な顔立ちの少年がいたいや、少年というより大人か大学生、もしくはタレントと思わせぶりの美貌だ。「きゃ…」「…すまない…大丈夫か…」その青年の肩にわざとぶつかりこける「はい…」綺麗なブルーアイで、ぱっちり二重はんなりとした雰囲気「歩けるか…」「いいえ」「肩かして…」「はい」すっと肩をのせる
「歩ける…」「はい…」私たちは歩いていく「でも、こんな所で歩いたら…アルバイトが知られる…」「なあ、なんでここに来た?」「はい?」「ここ、風俗だぞ…」「よくご存知で…ではあなたは…」「散歩…」すっと答えた
「そうですか、もしかして旅行者?」「ああ、京都から来た…」「大学は…」「いや高校生だ…私立白泉学園高等部1年…」「そうなの」
意外と私と同い年だった「彼女とかは…」「いない…」「え!!」私は驚いた。「えっ、でも」見た目からしてもてそうな雰囲気なのに。
「いいから、行くぞ…」すたすたと駅につき
切符を買う「あんた、家どこ…」
「実はあたしも旅行で…」「じゃあ、ホテルは…」「探し中…でも金銭ゼロだから…」「はー仕方ない、俺が出す…」「いいの!?」私は遠慮なくその青年に出してもらうことにした「俺と一緒でもいいか…」
「うん…」「わかった…」青年はお金をいれる
「よし、乗るぞ…」そこに止まっていた電車に乗る「その次で降りるからな…」「うん…」
地下鉄なのか電車が暗くなっていく「っ…」思い出すのはあの事は、あの事ばかり「…………」私は、情けないながらもただ体を縮めるしかなかった「大丈夫か…」「うん…」
次の次の駅までずっと暗闇が続く。その時、電車のアナウンスがなる「次は、中川です中川です」暗闇の道に光が見えた「中川…ねえ、降りよう中川駅に」「えっ…中川に用事でもあるのか…」「あっやっぱりいいや、センター北で降りよ…」「ああ…」電車が再び閉まり暗い線路が続く。最近の電車は駅との感覚が短くたった二、三分の進辛抱だ。「えー次はセンター北です」扉が開いた「降りるぞ…」「ねえホテルって…」突然青年の顔は曇り腕を引っ張られた「あそこだ…」「え…」私は目を丸くした
行き先がよりによってラブホテルだなんて「行くぞ…」「うん…」強引に引っ張られた。
ホテルに入ると怪しい光がぺかっと目に入った「うわ…」カウンターは無人で、上には変なパネルがあり、精算機があった「金、入れるぞ…」青年は乱暴になり金銭を入れる「部屋はボックスプレミアで…」しゃりーんと物音をたて鍵がおちる「行くぞ…」「はい…」エレベーターで最上階まで上がる「よし…」怪しい廊下をただ歩く「…どこなの…」「…ここ」
鍵を持ち。扉を開ける「っ…」かなり薄暗い部屋に謎の十字架に牢屋があった。「えっ…」
怖い。「脱げ、嫌ならば無理やり脱がすまでだ…」「いやあ!!」すると、何度も胸をもみしだかれ、モノもいれられた「あああん」「あハアハア…」膣は青年のモノを強く締め付ける
「ハアハアイク!!」「ああん……ああ」
意識が途絶えたまま、朝になってゆく

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