《MUMEI》
pocer faice
「…ねえ、羽鳥君、今日やっと喋ったね」
「…………」話しかけてもぷいとそっぽを向く
またじっと睨みつけ今にもあっちいけと言わんばかりだ。「すみません…」私は去っていく
どうすれば心を開いてくれるんだろうか不安だ
でも、彼にはどんな過去があるのかがわからない。すると後ろからひょっと長門が顔を出す
「過去に捨てられたらしいな…」「え…」「親に…なんかその前は普通に友達がいて、彼女がいて…だけどなその彼女…」「やめろ!!」
向こうから羽鳥君の声がした「おい、長門、これ以上俺の事言いふらすな!!」「…………」
羽鳥君はわたしたちの方を向いて「チッ…部外者め…」

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