《MUMEI》
本当かも・・・?
コイツの言っていることは本当かもしれない。


そんな事を思い始めたのは、あの植物しかない草原を抜けたとこからだ。


何故かって?それはだな。ここまで通って来た道はスッゴく・・・メルヘンチックなんだよ!

こんなの絶対地球じゃないって思えるくらいここはメルヘンチックなんだ!


まるでアニメの中のような。あョ気持ち悪い。


「大丈夫ですか?顔色が良くないようですが。もうすぐですからね。」



魔界かぁ。



何でこんな所来ちゃったんだろう?


早く帰りてェな。







「着きましたよ。ここです。」


デカッ!?


「ここに入るのか?ってか入っていいのか?」


「はい!大丈夫ですよ。さぁ。参りましょう。」



女の子はドアを開けた。

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