《MUMEI》 私を抱きしめてあの説教から帰ってきたものの、教室はしんとしていた、大丈夫か…」「うん…」あんなのが父親、ありえません。何かの天罰でしょうか。 「あっさっちゃん何してるのぉ体育祭の練習だよぉ」するとそこにまた一人ぶりっこがやってきました。「あっそ…」「なんでぇ」「うちらといこーよー」とぶりっこの周りにいる女子たちは佐峨君を連れ回す。 「あっちいけよ…デブス迷惑なんだよ、んな暑い日に豚が俺の周りをぶひぶひ言ってつきまとうなよ…ピッグモンスターが…」 「さっちゃん今なんて」 「ピッグモンスターお前らなんですけど…」 「ちょ…」 「ひっどーい」 周りにいたぶりっこ軍団はグランドに戻った。 (なんなの…)「おい、まだか…」「あっ待って…」私は体育シューズを履き佐峨君を捕まえる 「つーかまえた」 「…ふっ…」 突然、腕を掴まれ、倒される「好きだ…」「え…」「好きだ」口が重なりキスをされる「んっ…」だんだん、キスは深くなっていき 意識が薄れるくらい深い深いキスだった。「んあ…」ぷちゅと唇が離れ、口の周りに佐峨君の唾液がついた。 前へ |次へ |
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