《MUMEI》

「…ん?」


どうやら俺もお風呂を出てから

少し寝たらしい。外はもう完全に朝だった。

「あら起きたの?早くしたくしないと学校に遅れちゃうわよ。」

そう言われ俺は時計を見た。

「うわあぁぁぁ!!もうこんな時間!?」

いつも家を出るぐらいの時間だった。


俺は急いで用意した。

学校にはぎりぎり間に合ったが

一つ気がかりなことがある。それは


…みきは昨日のことを覚えていないのか?


と言う事だ。


放課後になり俺はみきを誰もいないところに連れて行って

「み、みき、昨日のこと覚えないのか?」

と勇気を振り絞って聞いてみた。

一瞬沈黙になったが何かを思い出して

みきの顔がみるみるうち真っ赤になっていった。


あぁ…覚えているのか


「き、きききき昨日のことってなにっ?」


どうも知らないふりをしているらしい…これでw


可愛い…

俺はちゅっとみきのキスをした…

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