《MUMEI》 信じたい綺麗な湖、ここからだと眺めが凄くいい。 「おう熱いなあ…」 「な!高野君!そんなのじゃないからね」 とはいえななめにもたれかかっているんだから いちゃいちゃしてると言っても過言ではない 「…………」 でも何も反抗してはこないから、安心できるかな。私はぽすっと手を置いた。 「……あ」 彼は恥ずかしそうにそっぽを向く。 「あっあのさ、私これから羽鳥君を守るよ…」 「え…」 「だって私羽鳥君が好きだから…一人でいるの 心配してたしさっきみたいに泣いてるの、ほっとけなかった。可哀想だから…」 「もうそんな守るとか簡単に言わないでくれ同情とかいい…」 「そんなことない…」 私は絶対に羽鳥君を守る、誰に何と言われようが絶対に。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |