《MUMEI》
夜のパーティー
いくら、はんごうすいさんとはいえキャンプ
今日は琵琶湖のキャンプ場を借りて、お泊まり
「おう、レク何する…」
「お前ら漫才やれよ〜」
「俺らバンドすっぜ!!」
「そんな音痴な歌でかよー」
「うるせーよ」
夜のレクリエーションを決める者や
告白するカップルまでいたり、普段通り友達と雑談にふける者までいる。
「ねえ、羽鳥君…」
「…ん?」
「飲み物おいしい…」
「…」
こくりと頷き、小さい牛乳パックのバナナオレを飲みさっきの涙も消え、今は言葉にしないけどご機嫌みたい
「ねえ、そう言えば一緒に社交ダンス踊る?」
「…何それ…?」
「曲に合わせて二人で踊るの…うーん例えば二人で手を取り合ったりまあキャンプとかの定番だけどね」
「…やる…」
「いいの?」
「ああ…」

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