《MUMEI》

「ご想像のとおりよ。けど……『融合』にも条件があって、誰でもいいってワケじゃないの。プレイン≠ノいる『もう一人の自分』を捜《さが》して契約しないといけない。それでやっと一つの存在になれる」

これはもう個人を超えて世界的な大問題では……?

ってかヴェイガー≠チて色んな意味で危険な存在かもしれないぞ。

「勘違いしないでね。ヴェイガー≠ヘプレイナー≠ルど争いを好んではいないのよ? こっちの住人はワタシ達やヴェイグ≠全《まった》く知らないけど、ワタシ達はプレイン≠窿Aンタ達をよく知ってる。
だからこっちになるべく迷惑がかからないよう生活してる。火種になっているヴェイガー≠ヘごく一部なの……」

そこまで言った彼女はしかし「言い訳だよね」と目を伏せた。

言いたいことは分かる。

向こうのコトは知らないが、こっちの世界はなんだかんだと争いが絶えない。

「じゃあ、カルグリーナ……さん達は――」

「キャルでいいよ」

「……わかった。じゃあ、オレのことも敬太《けいた》でいい」

「うん」

「キャルはオレに『力を借りたい』って言ってたけど、話からするに『融合』を阻止するため……ってことで、いいんだよな?」

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