《MUMEI》
女王様
ギィィィ。

音と共に重そうな扉はゆっくり開いた。


「うわっ」


誰もいない?城って人が結構居るもんじゃないのか?

っま!いっか。


俺達は豪華な造りの城の中をどんどん進んでいく。








しばらく歩くとこれまた大きな扉が現れた。


「この中ですよ。」


女の子は、コンコンっと二回ノックしてから扉を開けた。








・・・。



扉の向こうに居た人物を見るなり俺は言葉をなくした。



「女王様。客人です。」


「う・・・嘘だろ?」


そこに居たのは・・・





俺より小さい




子供。

前へ |次へ

作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ

携帯小説の
(C)無銘文庫