貴方の中の小悪魔
を知る神秘の占い《MUMEI》File.10 来ました?来ました。
生粋の日本人なのに外国育ちのジョンさんは飽きない人だ。
好きな食べ物はステーキで嫌いな食べ物は納豆とお餅らしい。
そんな話をしていると薄井さんが出勤してきた。
「あぁ〜頭痛い…」
「あっ!薄井さん!おはようございます!」
「ウッスイ!オハヨウゴザマスデス!オス!」
「薄井君〜おはよう〜。」
「あぁ〜みなさんおはようございます。ジョン。久し振りね。」
「ソウデスネ!ケッコウアイタカッタヨ!」
「ハハ…結構ってどういう意味よ!」
そんな話をしていると4課の電話が鳴った。
柳部長が受話器を取った。
「もしもし…はい。…やっぱり…地下だからあんまり響かなかったみたいだよ。…はい。じゃあ行きますね。じゃあ。」
受話器を置くと薄井さんが柳部長に聞いた。
「来た?」
「はい。いつも通りです。」
「オ〜ウ!キマシタカ?」
「あの〜皆さん誰が来たんですか?」
みんな一呼吸置くと同じ名前を言った。
「麗子君。」
「麗子。」
「レイコサン。」
えっと…誰?
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