《MUMEI》

体育が終わった後、僕はセシルに声を掛けた。

「セシルー。話がある。」

「え?何?」セシルは嬉しそうだった。

「お前走り早いよな。」

「え?そうかなっ?ありがと…。」

「僕に走り教えてくれない?」

「え、いつ?」

「明日の放課後に。」

「良いよ、じゃまた明日ねっ!!」とセシルは去っていった。

よし、コレで準備万端だ。
あとは、麗菜に殺し方を教え、準備する。

殺し方は…

生き埋めだ。

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