《MUMEI》 私は雄太の好きな人も気になったがとうとう今日は ホワイトデーだ。 お返し、くれるといいなぁ… 今も心臓がドキドキしている。 三時間目と四時間目の間の10分休みに雄太に私は声をかけられた。 「なぁ、ちょっといいか?」と声をかけられた。 私はドキドキしながらも「い、いいよ」と答えた。 そして誰もいないところに私は連れて行かれた。 「あ、あのチョコサンキューだったなw」 き、きたっ! 雄太は首筋を触りながら照れくさそうに 「はい」とバレンタインのお返しをくれた。 「あっ、ありがとう!」 私はその日お返しの中身が気になって 全然授業に集中できなかった。 ワクワクしながら家に帰ると 鞄をあさり、一つの袋を取り出した。 私は袋に付いているリボンを解き、中身を確認した。 中にはあめが入っていた。そのほかにもなにかが入っていたので 私はそれを袋から取り出した。 それはとっても可愛い名前入りのブレスレットだった… 前へ |
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