《MUMEI》

私、先生に迷わないでほしかった

私を抱きしめて欲しかった

「先生、大好きなんです!」

私、泣きながら言った

そしたら福山先生、ガバッて抱きしめてくれた

ドキドキした

先生を見上げて目を閉じた

待ってたら、ほっぺに手をそえられて

そっとキスされた

胸がキュンとなった

「先生!」

私、嬉しくて泣きながら福山先生に抱きついたの

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