《MUMEI》 一つのアイのカタチ「馬鹿言うな!涼子と俺の問題だ、勝手に口出ししやがって!」 「どっちがだよ、怯えてるくせに、頼ってきたのは何処のどいつだ!」 「あんた達五月蝿いよ!」 先生は机の上で鞭を振るった。よく響く。 「内館……、姉さんが写真持ってるのは嘘だ。 今、家族にネガごと燃やしてもらった。」 隅で南が携帯を動かしている。 「りょーちゃん!」 先生が唇を悸かせてヒステリックに足を踏み鳴らす。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |