《MUMEI》

涼くん、しばらく考えてた

そしてこんなことを言いだした

「もし良かったらさ」

「何?」

「ウリやるくらいなら、明日も明後日も、この部屋に居てくれよ」

私、ちょっとビックリした

だけど、そんな涼くんの優しさが嬉しかった

「ありがとう
でも、お風呂もトイレも無いんじゃね(笑)
気持ちはありがたいけど遠慮しとくよ」

最初から一晩だけのつもりだったから断った

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