《MUMEI》

私、地震で散らかった部屋を片付けた

割れたガラスの破片を踏んづけてケガした

血がでて痛かった

心細くて泣きたくなった

そして私、一人で考えた

私って涼くんの彼女として

ちゃんと涼くんを支えられてるのかな?

涼くん、外で働いて

疲れてるのに夜は学校に行って

それでも私にゴハンを食べさせようと頑張って働いてくれてる

それなのに私、仕事もしないで

涼くんの部屋にいるだけだった

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫