《MUMEI》

「真理サン、夕飯ちゃんと食べたか?寂しくないか?」

涼くん私を心配して、メールではげましてくれた

「私は大丈夫、涼くん気をつけて帰ってきてね」

ホントは泣いてるのに笑顔マークをつけてメールを送り返した

「いま×××まで来た、あと4時間くらいで、そっちに着くよ」

私、ヒザ小僧を抱えて待ってた

寂しくて心細くって

涼くんの顔が見たかった

涼くんの声が聞きたかった



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