《MUMEI》
目醒め
私、シャワールームを出た

バスタオルも巻かないで

ハダカのままだった

中居さん、ベッドでニコニコしながら

私を待ってた

もう一回エッチしたいっていう雰囲気だった

ふと時計を見たら

夜の12時だった

たぶん今ごろ、涼くんは一人で晩ゴハンを食べ終えて

夜勤の仕事現場で頑張ってる頃だと思った

当然、いま私がハダカで

涼くんの知らない男の人と一緒にいるなんて

涼くんは知らない…

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