《MUMEI》

「…はぁ、さっきからうるさいなぁ…文句言わんとさっさとやらんかい!!」


赤髪の女の子が言った。


「ち、ちょっと!!まみる!!いのりちゃんは来たばっかりなんだから!!そんなにキツく言わない!!」


愛夢が抵抗する


「何甘いコト言うとんねん!!あんたがそんなんやから悪いんとちゃうんか!!」


「そ……それは……っ」


「フン、ほら、早く始め。そんなんであかん言うとったら此処ではやっていけん。」


「……わかりました……我が儘言ってすいませんでした……」


私はこのあと、日が落ちるまでメニューをこなした。


横でマリアや愛夢が見守っていてくれた。

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