《MUMEI》
海苔弁当
「では本官はこれで」

警察官の人、涼くんと私に手をかざして帰っていった

二人でパトカーが走り去るのを見送った

「とりあえず、入りなよ」

「うん」

私、涼くんに言われて部屋に入った

部屋に入ったけど

なんだか二人とも、よそよそしかった

涼くんに、なんて話しかけていいか分からなかった

たぶん涼くんも同じ気持ちだと思った

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫