《MUMEI》
まっすぐ
   〜江上視点〜


私は、その日

泣いて疲れていたせいか

ベッドに入ると

何も考える暇もなく

眠りについた・・・。



その夜、私は夢を見た。

夢の中では

西村くんと香奈が付き合っていて

一緒にいた。

私に冷たい西村くん。

幸せそうな顔で西村くんと腕を組んでいる香奈。

目が覚めた時

私の目からは涙が出ていた・・・

そして時計を見ると

朝の6時だった。

私は、もそもそと

布団の中に入った。

夢で見ただけでも

こんなに胸が張り裂けそうだなんて・・・

好きな人に冷たくされると

こんなに切なくて

悲しい気持ちになるんだな・・・

私、西村くんに




こんな思いさせちゃったんだな・・・。

最低だな・・・・・

それに親友だった子の幸せを願えないなんて・・・

いつの間にか

私こんなに

西村くんのこと


好きになっちゃってたんだな。

改めて再確認させられちゃった・・・。


そして私は

決心した。








西村くんに

私の気持ちを伝えよう・・・。

ごめんね・・・。香奈。

私、どうしても

西村くんのこと

諦められない!!

そして

ちゃんと西村くんに

今までのこと謝ろう。

許してくれるかどうかは

分からないけど

私は、分かった気がする。

自分の気持ちに

まっすぐでいることの大切さが。

今までの私は

逃げてただけなのかもな・・・

ちゃんと自分と

向き合えてなかったのかもしれない。

自分と向き合って出た答え。

私は、今の自分は

そんなに嫌いじゃないかな・・・。





でも、西村くんに伝える前に

私には、しないといけないことがある・・・!


決心をすると

嘘みたいに心が軽くなった。

やるべきことを済ませて

早く西村くんに会いたい・・・。

好きだって

伝えたい。




すると麗奈からメールが来て

私は支度をして

麗奈と買い物に出掛けて行った。

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