《MUMEI》

朝が来た。
麗菜のあの発言の謎を知る事が出来る。

僕は朝ごはんを早く食べ終わって、学校まで走った。
何故こんなに麗菜の事を知りたいと思うのだろう?
自分でもよく分からない。

 ガラッ!
教室の扉を勢いよく開けた。

「悠太、おはよー。」勇樹が挨拶してきた。

「おはよ。」勇樹だったし、僕も返事をした。

あれ?
麗菜がいなかった。
何故だ?
クラスの奴に訊こう。

「勇樹、麗菜知らないか?」

「え?麗菜ちゃん?多分違うクラスに遊びに行ったんじゃないかな。」勇樹は答えてくれた。

「そうか、ありがと。」

違うクラスに遊びに行ったのか。
まぁ、仕方ないな。
待つしかないな。

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