《MUMEI》

「おまたせ」

「真琴ー待ってたぞー。I Lovうぇ」

キモい発言をする前に昴の腹に一発かましてやった。

「昴はほっといて幼稚園行くか」

奏多の手を引きながら幼稚園に向かう。

「真琴、待ってー」

後ろから昴が駆け寄ってきた。
俺の隣に着くとゆっくりと歩き出す。

「俺ら、同じクラスになれるかな??」

何、彼女みたいなこと言ってんの…こいつ??
うん。キモいよね(笑)

「お前と同じクラスだったら萎えるな」

笑いながら冗談を言ってみた。

「ひどーい!!」

「お前キモい」

俺がそう言うと奏多が隣でクスクスと笑う。
それを見た昴が「奏多くんもひでー」なんて少し笑いながら言う。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫