《MUMEI》
お見舞い
「じゃあね」
今日遊んだ女に手をふる、あの事件でこりたはずなのになまた遊んでる。そしてまた、去年みたいに事件が起こる可能性もあるのにな女は怖いぜ。俺は綺麗な花束を持ってあいつが入院している病院へ
「でかい病院…」
俺もみてもらう必要があるな。こんなに遊んでるんだもんな、いい女が見つかったてのに。
普通なら辞めるのに、また妹に心配かけるな。
「はい、こちらは」
「お見舞いです」
「どちらさまの?」
「真田 瑞希の…」
「五○一だよ…あとそれに、真田は明日くらいに面会断絶になりますね…」
「何でですか…」
「何でも、真田様にどうやら腫瘍が数カ所見つかったようで…」
「…………」
腫瘍だと、どうしてただでさえ難病に苦しめられてる真田にまた病気が見つかる。真田は病気まみれの人生か、治ったらまた病気。いつまで続くんだよ。
「元気になれよ…」
五階についた、そしてそいつの病室に行った。
そして、そこには貼り紙が貼ってあり
「本日患者は留守ですご用がある場合は後日」
と几帳面な字で書かれていた。
「くそう…」
俺は悔しかった。会えないなんて明日から女遊びなんてやめよう

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