《MUMEI》

霊奈はコース脇最前列に陣取り、中京競馬場のターフビジョンを睨みつけていた。


――…♪パパパパーン


短いファンファーレが鳴り、レース旗が振られた。


大型スクリーンの中で、18頭の3歳牝馬がゲート入りした。


中京競馬場内の空気が緊張に包まれる。


霊「今度こそ取ったるだぎゃー…。」


霊奈は10万もの身銭を切った2枚の馬券を手に、瞳に炎を燃えたぎらせた。


全頭、ゲート入りが完了した!


オレンジ色の作業服を着た係員がゲートを離れる。


いよいよスタートだ!


ドクン!…ドクン!…ドクン!…ドクン!…ドクン!


――…カッシャン!!ズドドドドッ!


18頭のサラブレッドがゲートを飛び出した!


場内にレースの実況放送が流れる。


*「スタートしました。おーっと!1頭落馬ァ!」

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