《MUMEI》
脅し
ある日、二年の教室
「よお…」
「ひい…」(男子二人…)
相手は、松下と木原、この学年でもかっこいい、モテる部類に入る男子である、
そして、また今日も男子恐怖症(演技)である
私は、演技で二人に近づく
「ふええん…」
「おい…」
「大丈夫よか…」
「近づいてこないでえ…」
二人とも心配している。その調子よ、その調子だわこれでやっとオタどうてい食いは卒業して美形食いに目覚められる。
「近づいてこないでえだってよ…」
(!?)
なぜだろう。
二人は
私の動作にぴくりともしない、
寧ろ全て見透かして、なんとか見守ってやろうという状態だ。また二人を心配させるべく
「私男子恐怖症なのお…」
泣き落とし作成、これで決まりと思いきや
松下がだんと、しこを踏み。携帯を見せる
「恐怖症のお前が男とキスするか!」首をぐいと掴まれむりやり携帯のディスプレイを見せつけられる
その画面は、白泉の霧生君と私のキスショットだった。
「いやあ、人違いよお…」
「これのどこが人違いじゃき、この制服はどう見てもおまんしかおらんたい…」
木原も言い出す。
「第一男ばっか食ってるおめーはヤッたことあるんだよな…」
「ううんやってない」
「嘘つくんはよしんしゃい」
「え、」
暗い所に閉じ込められて、おまけに二人とも比較的178か179の180近い長身だから、力では勝てない。
「さあ、脱いでもらうたい」
「いま生理中!」
「おまえみたいなヤリマンにメンテナンスもねーんだよ年中発情期が!」
「ひい!」
「と…」
黒いゴミ袋を、外され呼吸するのがやっとだった。
「生理中の女食ったら妊娠するたい、それはよかないこと。」
「今週だけは見逃してやる…」
二人とも教室を出ていき、私は教室で一人泣いた。生理は本当は来週なのに。

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