《MUMEI》

不自然な姿勢のため、女の白くぬめ光る背中から腰、豊満に張り詰めた尻にかけてのラインがより一層強調されている。
それは成熟した女体だけが持つ蠱惑的な美を発散していた。
女は天狗丸の怒張した
肉棒の根元を細い指で握りながら、亀頭のカリに当たる部分を舌でつつくと、黒髪をかきあげて聞いた。
「どう?」
女を知らない童貞なら、
それだけで暴発してしまうであろう妖しい眼差しを向けて。
「もう辛抱たまらん。
ダキニ!頼むから入れさせてくれ!」
「まだ駄目よ」
ダキニと呼ばれた女は、二十代中頃から後半に見える顔を微笑ませると、
天狗丸の肉棒を腹のほうへ押し倒して、今度は
睾丸を含んで唾液でドロドロにし、さらに根元から先端へ向けて舐め上げる。
「うう」と天狗丸が苦しそうに呻いた。
肉棒が今にも暴発しそうにヒクヒクと動く。
すると今度ははぐらかすように、ダキニの桃色の舌は天狗丸の内股へ移り、唾液をたっぷりまぶしながら舐め始めるのだ。

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