《MUMEI》
いるべき場所
「あんたなんて一度も友達だなんて思ったことないから」



「つかさあんたーあたしのことにらんででしょ」


「「に、にらんでないよ・・・」」


「は?なに?聞こえないんだけど」


「「にらんでない・・・」」


「にらんでないだってー、まじうざくね笑」

「だからー、こっちがにらんだっていってんだよ」

「あんたさ目つき悪いんじゃない?整形したら?」

「たしかにー、そのほうがいんじゃね?」

「アハハハWWまじうけるー」


「お前なに泣いてんだよ」

「うわマジだ泣いてるし、きも」

「つかどうする?」

「絶交でインじゃね?WW」

「それでいいすか?」

「「い、いいよ・・・」」


「いいってW」

「んじゃ、そーいうことでいいんじゃん?」


「じゃ今日はお開きにすっかWセンコー見回りきそーだし」

「言いたいこと言えたしかえっぺー」

「おまえはあっちからかえれよ」


「「はい・・・」」

これが最初の話し合いと称した放課後のいじめだった。
この話し合いは小学校5年生1学期放課後の体育館裏

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