《MUMEI》
先輩とみゆう・1
dearりゅう

りゅうわたしはねみゆうのおかげで気づいたんだよ
あなたのことが好きだって・・・



dearみゆう

わたし最悪な友達だ・・・
ずるいかもしれないけどここで誤らせてね

ゴメンみゆう

dear先輩方

先輩・・・
いい後輩じゃなくてすみません
でもやっぱり、はるのことはいまでも嫌いです。
本当にすみません

2*先輩とみゆう

〜みゆう編〜

中学生になったりゅうは2組で、わたしは3組だった。
けれどまだ好きだということに気づいていなかったわたしは
小学校5年生のころから仲良しのちかと同じクラスになれただけでよかった。
とくに仲がいいのは、ちかしかいなかったけどそんなのはどうでもよかった
なぜなら中学校は四海小と小川小から入ってくる生徒で出来ているからだ。
小川小との友達を頑張っていっぱい作ろうそう思っていた・・・

入学式翌日1時間目はクラスのメンバー1人1人の自己紹介だった。

「赤香小学校から来ました。横山美優(よこやまみゆう)です。よろしくお願いします。」
(え!?赤香小学校?四海中学校は四海小と小川小からだけじゃないの?)
「みゆうさんは、入学式に合わせてこちらに引っ越してきました。仲良くしてあげてください」
(おいおい、山本先生、赤香小学校って悪い奴多いって聞くんだけど!)
「次○○さん、自己紹介お願いします。」
(みゆうか、後で話しかけてみよ)

=私の自己紹介の番=
「次は、ゆうかさん」
「はい」
「根山優香です。四海小から来ました。よろしくお願いします。」
と平凡な自己紹介をした。

=その休み時間=

「みゆうちゃんだよね?赤香小からきたんだっけ?」
「うん、ゆうかちゃんだっけ?よろしくね!」
「うん!こちらこそ!それから、ゆうかでいいよ」
「ほんとに?じゃああたしのことも、みゆうでいいよ」
「わかった!みゆう」

これが最初の会話だったね・・・

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