《MUMEI》
嫉妬
「はあ…」あの乱交から、生理は終盤を向かえる。
でも薄くなってきているし、体もだるい。
妊娠、
その言葉が頭によぎる。
ああ私はそうなんだ。
「うっおえ」
相変わらず嘔吐も止まらない。
「あら、みゆき、どうしたの…」
「ううん、何も行ってきますそれと今日も帰り遅くなるから…」
「そう、夜は…」
「わかんない」
どうせ今日も犯されるんだ。
「よう…」
「長門…」
「おはよう…」
「おはよう」
「お前最近亮と仲良いよな…」
「そんなことないよ…」
「でも周りは付き合ってるって噂だぜ、嫉妬してるやつもいるとか…」
「そう、でも松下は女の子なら誰でもいいかんじが…」
「そうか…」
延々とその会話が続いた。
そして学校のトイレにて
「あんた最近調子のりすぎ」
「え…」
「あたしのリョを取らないでよ!悪女」
「ごめ…」
「おら…」
水をかけられ、次々と女の子たちに責められる
「まあセフレ止まりだろうね」
「は…」
「セフレ」意味深な言葉。やっぱり私はセフレなんだ
「あいつに近寄ったら性病うつるし」
「こないでー」
女子たちは、急いで階段を登っていく、いやその女子以外にもみんな避けていく。そして、その様子を見たのか、トイレの前には松下が立っていた
「いや、松下…見ないで」
「昼休みこいよ、俺が誤解はらしてやる…」
「はあ…」
「中に出してやるよ…」
その答えに何も言えずにいた。
「うん…」
このまま妊娠してもいいのかな

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