《MUMEI》
感じ悪い人
帰り道、新鮮な桜の下を通る。
「あのさー中学んころどんな子と仲良くしてたの…」
「うーん結構みんなアニメ好きとか、アイドル好きが多かったかな…」
「個性的だね…」
「それとよくうざい子がいてさ…そいつさ難病で入院してたんだよね…よく見舞い来いとかさ
だだこねてガキかと思ったよでもさそいつ結局さボケ老人に消火器ぶつけられて記憶ないんだよね…」
「気の毒だね…」
みんなの気の毒は静の事だよね。
「でその子どうなったの…」
「まあクラスは同じだったんだけど殆どしゃべんないな…」
「そうなんだ…でもそういう人の悪口はよくないな…」
みんなが言う。当たり前か、だって可哀想なんだもん、私がすると目の前に
「ちょっとそういう悪口はよくないよ!感じ悪い人だよ!」
少し威厳を張った男の子がいたどうみても私たちとは別の学校だった。
「そうだよ、きいてて気分いいものじゃないし」

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