《MUMEI》
後悔
あれから数ヶ月、
綺麗な自宅に家族が姿を現わした。
「あらひさぶりね…」
「ああ…」
寒いクリスマスが近づく中帰ってきた。
「おかえり」
「家綺麗になったな…」
「ああ…姉さんが死んで…」
「そうか大変な思いをさせてすまないな…」
父親は涙ぐんだ。多分姉の死を知っているのだろう。
「そうかすまなかったな…本当に…」
ゆっくりと雪が降り続く。

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