《MUMEI》 「麗菜、次に殺す奴決めたぞ。」 「えっ誰?」 「若林勇樹だ。」 「仲良いんじゃなかった?」 「もうアイツは親友でも何でもない。ただの裏切り者だ。」 「ん?何で?」 「勇樹が、僕の悪い噂を流してるんだ。『悠太って、麗菜ちゃんに手出してるらしいぜー。』ってな。」 「最低だね、勇樹君。」 「そうだろ?分かってくれるか、麗菜!」 「もっちろん♪、私達秘密の関係でしょ?」 「そうだな。流石麗菜。お手伝い頼む。」 「了解★」 僕と麗菜の小声の会話だった。 麗菜も同意してくれたし、後はもう殺すだけだ。 計画ももう頭では出来てるしな。 早く死ね、勇樹……。 前へ |次へ |
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