《MUMEI》

無なら許される?ずっと完全に消えてしまおうとしてきた。最初に凍らせてそのまま存在を失くしてしまう事を本当に本気で。地上に質量ごと存在していなければ計算も辻つまも合う。取って付けた様な作り話じゃないんだ。これだけは本物で真面目にやり続けてきた。だからそれに最も近い人間と言えるかもしれない。これまで口にした以上しないともするとも近づくとも離れるともどちらも身勝手だからずっとそのままその距離でその場所にいた。衝動なら距離を通り抜けて重なるんじゃなく溶け込んでしまった。許可の出る小ささが確定できなくてでもだからといって完全に不在にもなれなかった。きっと気づかれない位ならおとなしくしていれば眠ってでもいたなら何の支障もないのかも。そしてできるのなら呼ばれもしない間ずっと無に等しくあれればそれをホントに可能にできれば自らを絶つまでの間さえ成立していられるかもしれない。理論上わずかにも存在しないはずの彼女という質量の仮の住まい。一昨年全く関知すらしていなかったお伽話にも似た現実。消失する為にでさえ一度であれ仮にでも存在する論理が成り立てば。しかも無になれれば少しは時間を稼げるかもしれない。
無なら 無色なら 無味なら 無臭で 無害で 無理で 無機質で 無防備で 無謀で 無頓着で 無頼で 無知で 無抵抗で 無性で 無垢で 無視で 無明で 無線で 無茶で 無風で 無難で 無二で 無念で 無能で 無体で 無地で 無痛で 無作法で 無心で 無数で 無関係で 無菌で 無効で 無惨で 無人で 無粋で 無我で 無下で 無限で 無駄で 無事で 無断で 無情で 無敗で 無名で 無実で 無口で 無欲で 無条件で 無意識で 無用心で 無気力で 無音で 無言で 無道で 無意味で 感無量で 無為で 無塩で 無縁で 無制限で 無常で 無邪気で 無神経で 無関心で 無期で 無休で 無国籍で 無力で 無重力で 無比で 無病 ついでに 無着色で 無添加2310

ずっとこうだったんだ。そんなのどうにもならないから最初の一声さえ出されることなかった。一生そうだからそれで正解だった。呼吸をほんとにしてない。三年ごとには気づいていた。浅いんじゃなく息を止めてる。そこでひと息だけ吸ってみようとする。だけどそれが苦しくてできない。ひとつだけの深呼吸が吸い込めない。空気なんて吸わずに生きてる。だから吸い込もうとするとルートもスペースもなくて困難になる。できるだけ死に近付けてきたんだ。覚え込ませたのは最初だけ。考えさせないから後は変わらない。今深呼吸を無理して試し続けて呼吸困難を何度も試してる。実に変な体になったものだ。宇宙には本当に今でもいれる気がする。だけどホントウに怖い。あの時の事だけ覚えてる。声がなくて叫んだ。これが終わらないから生かす事はYESともならない。生かせば一定ののちに振るえ出す。ちゃんと死んでいると地球人のふりは相当に困難になる。けれど気が狂ってでも続けはできる。生きてそれを見る側と見せねばならない側を両方起きて見ている三人目が一番疲労する。震えを震えで止めきれない。コントロールは何のためなのか目的を失う。もうここまできてしまった後はそれでいいからもうそばにいよう。たぶん何かできる時は彼だからそうしたいのだろう。2359

彼がでなく彼女が。当然それすらの不必要にさらなる居場所のなさを増幅しながら。透明に消え入りたいのに織りものを編み上げてしまうように。2042

生きて居てほしい。0417
別の世界の方法が必要。0418

飽和状態切羽詰っても反応しない。0419
0ル1 まだ完全な0 0420
0900
半分50%まだ残りひとつ 1559
今日の残り半分100% 2355

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