《MUMEI》
はじめましてで、さようなら
自己紹介

皆さん、こんにちは、そして始めまして。
僕は、福本浩一、読みは、ふくもとこういち。
高校2年生、身長170、容姿は普通、成績は中の中。
若干中二病の毛あり、好きなものは、漫画、ゲームにインターネット。このサイトでたくさん友達を作りたいと思っています。みんな、じゃんじゃん絡んできて下さい。

…今にして思えば、このサイトに本名を書いたのが
いけなかったんだと思う…

5月10日
朝、いつもの時刻、目覚まし時計に叩き起こされる。奴はいつも本気でいけない「あと五分…」などと
言っても融通をきかせてはくれないのだ、僕のイライラが頂点に達し、奴の頭にイナズマチョップをくれてやるまで奴の反乱は続いた。
奴との闘いが約10分、今のところは、勝率2割である
…勝率2割とはそのまま寝てしまった回数なので、
勝利=負けになる、不毛な争いなのだ…
手ごわい相手だが、奴には感謝している、こいつじゃなければ、僕のチョップには、耐えられずに、崩壊してしまうのだ…と、寝ボケた頭で考えてる時間が5分合計15分掛けての起床が僕の日課。
時刻は7時40分、学校にはまだ余裕があるので着替えてから、一階に降りる、僕の家は一戸建ての一階と二階、僕は、二階に部屋があり、隣には妹がいるが、僕よりしっかりしてるので、もはや姉である、姉御肌の妹さんです。
一階の台所に行くと、その妹こと夏ちゃんの手料理のお弁当を作った後の残骸らしき物を発見。
枝豆に唐揚げ、それに…イカの塩辛…つまみか??
僕の分の弁当箱もおいてあるので、今日は朝から機嫌がよかったようだ。弁当箱に手を合わせてから、それを鞄にしまう。
家から学校までは、自転車で10分弱だ、今の時刻は7時50分「腹が減った…」ストックしてあるカップラーメンを食すべく台所を漁り始める「みかんとパイナップル、あとモモ缶…」これじゃあ、午後どころか、学校にたどり着くまで腹がもたない。
冷蔵庫を漁ることに……食パンを発見したので、オーブンに入れて焼く。その間にテレビをつける。

「番組では、最近、多発している殺人事件の犯人の特徴を入手しました。…身長は170前後の男、年齢は10代の後半で、フードのついたジャンバーを着ていたと…」
…結構誰にでも、当てはまる事しか言わなよね、テレビって。
パンが焼けるのを待ちながら、テレビを見ていると、テーブルの上に何かが、置いてあるのを見つけた。
何かと言うか、紙が置いてあり、文字が書いてある。
「自転車借りて行くね。夏より…」
自転車を借りる、後で怒られるかもしれない、そうだ、ついでにあいつの分の弁当も、作って置いてやろう、そうすれば、怒られないかも?
……っと、こう言うことだと思うのね。
時間は8時…まだ走れば、学校に間に合うかしら…。

僕はパンを咥えて走り出す。さながら少女の如く。
しかし、走りながらパンを食べるのはかなり難しく、これに加えて、「遅刻、遅刻〜!」などと言い出した日には、体力がいくらあっても足りない。



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