《MUMEI》

かっこよくて、こんな誰もが認めるいい男が、俺の小さな小さな乳首に呼吸を乱しながらかじりついている。


俺も俺で、だけど自ら足を開き、腰を揺らし、呼吸を乱しながら尻穴に男の熱い高まりを求める。



ひくつく密部に熱い先を捉えるなり腰に脚を絡める。


自然にズルンと入ってくる感覚に身震いすると、きつく抱きしめられ、同時に舌をじゅるりと飲み込まれる勢いで吸われた。



ギシギシギシ


ベッドが激しく軋む。



パンッパンッパンッパンッ



俺の尻穴の中と隆志の欲肉が交わる音。


ベチャベチャとわざといやらしく舌を舐めあい、淫らに乱らにセックス。
セックス。


二人で俺の高まりを握り、揉みくちゃに弄って。




「♪♪♪♪♪♪♪」

「「…………」」







「♪♪♪♪♪♪」



「これは…」

「そう、裕斗…」



裕斗専用の着メロで鳴きまくる、枕の下の携帯。


そしてそれは止まったが…



いつもじゃこんな時はスルーするんだけど、やっぱり伊藤さんの事で気になっていたから一瞬で正気に戻ってしまった訳で…





一気にボルテージダウン…。


「アッ!たかしっ!アアッ!」



「ばかッ!いちいちこんぐれで止められっかよ!」


は、させてもらえなかった!


脚を肩までぐっと担がれて


「ンァアッ!アアッ!激しッ!ァア〜ンッ!」


「今は俺の事だけ考えてっ!」



「も、アア〜ッ!」






俺はすぐに伊藤さんも裕斗も忘れ、隆志に夢中になった…。








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