《MUMEI》

私、春川早紀は今日で中学生になってから1年たつ。それに野川勇信に恋をしてからも1年になる。中1の時同じクラスになって、出席番号が前の君に運命を感じたんだ。

みんなはあんな奴やめた方がいいとか言うけど絶対やめないもん。

1年の最後には勇信くんが私のこと好きって噂もあったけどもう無理かもなぁ…だって、クラス別れちゃったもん。もう話すことも出来ないもなぁ…

私は1組、勇信くんは3組、近いじゃんって?だって3組しかないもん。まだ、どっちかが2組だったらいろんな班とか一緒になれるかもしなかったのになぁ…

「早紀ちゃん、早く教室行こうよ」

あ、クラス票見ながらフリーズしてたww
今、話しかけてきたのは幼馴染の大本花奈。
花奈は好きな人の堤海斗くんと同じクラスになれて嬉しそう。ずるいなぁ。あ、ちなみに私と、花奈も同じクラス。

「うん」

教室に着くと、もうみんな揃っていた。
出席番号順だから、私と花奈は席が遠い…
でも、近くには綾波ちゃんと佐奈ちゃんがいたからいいや。

「また同じクラスだね」
「うん。よかったぁ」

そこからくだらない話をしていると元1組の担任がきて始業式に行くことになった。

始業式では担任が発表された。私たちの担任は
吾郷先生といって新しい先生だった。あごがしゃくれてたから私たちであご先生とあだ名をつけたww

その後はホームルームであとは入学式の準備だった。パートごとに分かれて活動するんだけど、残
念ながら勇信くんとはパートが違う。でも、活動場所が同じだから見ていれる。

あぁ、かっこいい…
「早紀、野川見過ぎww」
勇信くんのこと好きって話している数少ない友
達の夏美。
「そ、そんなことないって」
「いや、見過ぎ〜」
「だ、だって〜」
もう、恥ずかしいなぁw

「早紀ちゃん、夏美ちゃんラッピング手伝いにいって」
「「はい」」

先輩に

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