《MUMEI》

僕は家に帰ってから、麗菜にメールを送った。

――――――――――――――――――――――――――――
勇樹殺す時に、お前が中心となって殺してくれないか?
もちろん、僕は近くで見てるよ。
計画はもう完璧だから。
――――――――――――――――――――――――――――

という、内容のメール。
僕は勇樹の弱味を知っているからな。

〜♪
返信はすぐに来た。
当分、帰ってこないのかと思いきや、あっという間だった。

――――――――――――――――――――――――――――
え〜!?
こんな重要な役、私がしていいの?

勇樹君を殺すのが楽しみになってきた♪
私に任せてね!!
――――――――――――――――――――――――――――

麗菜はノリノリの様だった。
安心した。

あとは明日計画を麗菜に伝えるだけ、か。
そして、勇樹を殺す。

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