《MUMEI》
序章
地球のとある小さな島国の夜
そこに人目を引く美しい美貌を持った青年が現れた
すると小さな女の子が
「お兄ちゃん達は何処から来たの?」
と聞くと
青年は
「俺らは宇宙から来たんだよ」
すると女の子が
「宇宙の何処から来たの?」
すると青年は空いっぱいに広がった満月を背景に
「月から」
っと…

一方ここは小さいが国として発展し続けている国の昼過ぎ
そしてここにも人目を引く美しい美貌を持った青年が現れた
すると男の子が走ってきて
「お兄ちゃんは何処から来たの?」
すると青年は優しく
「何処からだと思う?」
男の子は少し考えてから
「わからないや…」
と詰まんなそうに呟いたので青年は空いっぱい輝く太陽を指差し
「俺は太陽から来たんだ」

全く違う場所の同じ時間同じ話
そして彼らはまたもや同じ言葉を言った
「「地球を探す旅をしにやって来た星なんだよ」」

数分後に彼らは出会い共に旅をする事になるのだった…

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