《MUMEI》
太陽と月と地球
「起きろー、差もなくばその頭をぶち抜くぞサン」
「わかった!今起きるから拳銃はしまう」
何で俺がこんな奴と旅をしなければ行けないんだ…
探しているものは確かに一緒だが…
太陽と月じゃあ…なぁ〜…
まぁ楽しければありだな!
「で…ルナ今日は何処へ向かう?」
「前から思ってたんだけどさぁ…ノープランはダメだと思う…」
そりゃそうだ…
「だから?」
「だから俺が考えてみようと思う…OK?」
「わかった…」
ルナは…何でこうも毎日暇そうに過ごして居るんだろうな…
「サン…行くぞ…」
「了解」
それにコイツの笑ってる所なんて見たことないよな…
もしかしてアースに会えたら笑うのか?
いや…でも笑ってる所も見てみたいな…
「そんでさぁ〜宛とかあるの?ルナは」
「ないに決まっている…だから考えるんだろ?」
「そうだな…」
宛があると思ってた俺がバカだっ
た…
「そういや…アースってどんな感じなんだ?」
「知らん」
「あっそう…」
目の前に広がるのは広大な海
まだ砂漠とかじゃない分ましか…
そう思いながら海を渡れそうな船を作る
作ると言っても太陽と月の力を使って作るだけだから片方が崩れるとすぐに潰れる
「マジで危なっかしい…」
「だまれ」
「お前って本気でひでぇよ…」

前へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫