《MUMEI》 「俺、週末試合なんだーっ!」 「え?何の?」 「サッカーの。麗菜ちゃん知らないの?、俺サッカーしてるんだ!」 「そうなんだー、知らなかった!」 「もし良かったら、麗菜ちゃんも試合見に着てよ。」 「うん、良いよ。どこであるの?」 「○○高校のグラウンド。」 「じゃあ、そこに行くね♪あ、差し入れにお弁当…作って良いかな?」 「えっ、良いの!?ありがと〜!」 「うん、持って行くね★」 と言う、勇樹と麗菜の会話を聞いていた。 盗み聞きじゃないけど。 麗菜に後を付いてきて、と言われたからな。 やっとこのときが来たか… 勇樹が死ぬときが。 前へ |次へ |
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