《MUMEI》 目覚めた瞬間から自身の存在を塵よりもなくするためか数時間はその場をつづけるだけにかどちらの仕様であれ何回重ねても0の手前から毎度始まり毎度とてつもない時間を要する。眠る時眠ると思って寝た事がこれまでなく明日の存在を許可して終えた事もない。だから彼女には朝が来たことがないのかと昨朝初めて自ら客観的に知った。一日欠かさず存在を消すか生かさず無人で動かすかを毎朝1から繰り返してきた。同じ内容なのにいちいちどこも省略されることなく同じ道筋を何度でも重ねる。2つしかない答えを選ぶ必要のない日さえ。受け入れないのではない。意思や感情など持たずに遂行できる。なのに何故なのか。本当にバカらしく本当に真半分なのだ。生死の同時にあるまま存在している。どちらか選ばないままでも存在していれば生に近いとみなされるだろう。ずっとできる限り殺しているように本気で実行すれば体はそれを受けようとして死に近づく。完全に今日に存在してしまってから何時間もたっても最初の一滴をなかなか口にしようとできなくて信じられない時を要する。食さなくなったのとまた何か違う無心な強力さで拒み続ける。それにずっと付き合って数時間過ごす。その拒否の意味が自身でもわからない。でも思いのほか現実の月日を重ねてしまった体が現実に起こしている狭まってしまった許容不可を非対処では済ませられなくなっている。あまりに空けすぎてはならないほど受け付けないまま何とかしようと対峙したままで時が費やされ続けた。目の前でそれが朽ちていくまで。必死で向かっていても。死ぬのにはただただ真逆の行為だからだ。今すべて飲み干した。もう一つの問題を極度に操れなくなる前にごまかせなくなる前に。人には動かせない彼女にも左右できない多数決でも説得でもない決めつけられない問い。断絶はされていないから秒読みではない折り返し地点を越える。1244 人前では平気なふりをしてかみ下した。それがもう見破られてるかもしれない限界だと断念せざるをえない時も。そのぶん一人だとどちらがどう厳しいのかも人ならどちらが尊厳となるのかもホントウにキリのてっぺんで気流ごと張りつく。そのままそれが繰り返し習慣づけられ生物の限界を越えてたぶん行き止まり方を知らない。放ったままだとどこまでも要求しようとしない。弱ったり動けなくなる無責任をする気もないのに体はどんどん限界など越えていく。きっと人として他のあらゆる分野の方がずっと飢餓なのだろう。でもそれじゃ細胞が成立しない。彼の知らせは彼女にできない分なぜかそれじゃ身にもならなくても代わりみたいに変に安心する。どちらへも作用を及ぼしたりはしていないから。ほんとにずっともっと別のことを求めているんだろう。1818-1919 ほんとは体に気をつけてと話したい内容。一言ずつ決してながらなどなくずっと変わらず難しい時も昔と同じに聞いてる。だけど他の音のダメな時はある。けれどずっとまだ彼女にとってはそこで彼の選んだもののみ。彼女はそれを許してる。1935 彼はトリムカラーで 彼女はアースカラー 色が問題というのではなくて 別の意味で意外な概念として 重要な手順と段階を踏む方法 これもあらためて説明が必要1556 夏休みの宿題最後の最後までしないのと全く同じ状況にも程がある最終日の日暮れ頃からやっと初めて手をつけてでも真っ当に遂行中。価値のない課題じゃなくて折角だから助かる。価値で決めたのでなくやらないものは最後までやらないで終えた頃と少し違う。意味をもつかどうかで決める感覚的基準は今も昔と同じ。とても気分的でいい加減な場所から始まる。2233 空腹すぎて食します。1213 多くの事を伝えるべきな日。彼の安全を必ず優先されるよう。彼女は心底の安全にすでにまどろみ委ねた。0044 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |