《MUMEI》 ピンポーン 麗菜の家のインターホンを鳴らした。 麗菜の家って、大きくて、豪華だな。 「はぁい。」 「僕だよ。」 「あ、分かった★ドア開けるね!」 ガラッ 麗菜が出てきた、凄く晴れやかな顔で。 「用意はバッチリか?」 「うん、バッチリ♪」 「よし、じゃあお弁当作るか!」 「うん!!」 そう言いながら、麗菜の家の玄関まで来た。 「お邪魔しまーす。」 「はい、ど〜ぞっ♪」 「両親はいないのか?」 「仕事〜!」 「おぉ、それは良かった。」 「うんっ。」 「毒は?」 「もう届いてるよ!」 「両親に言わないで買えたのか?」 「うん、騙すのに頑張ったよ!!」 「そうか。」 毒も完璧。 料理道具も完璧。 あとはお弁当を作るだけだ。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |