《MUMEI》

「うーん?・・・あっおはようございます。」

「おー。」

何でコイツが部屋に居るんだ?

「あっ!イヤッ起こしに来ただけですよ!」

そっか。これからどぅすっかな。

ってか未だに理解不能だよ?魔界なんて・・・。
あるわけないじゃん。

「ああ。そうでした。名前教えていただけませんか。」

「え?あぁ。ゆ・・・幸紀だ。」

「幸紀さんですか。コレから宜しくお願いします。」
え?何?ちょっと待てよ?住む前提で話が進んでるって事?

えーャ帰りてェよ

「あっ!言っておきますけど城の中はお静かに。それだけです。・・・では失礼致します。」

瑠菜は部屋を出ていった。

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