《MUMEI》
死の鼓動 序章
こんな空もう見たくない。
俺の人生は、なんの刺激もなく過ぎ去る時間、本の登場人物みたいにイカれた時間を過ごしたい。

『昨日の、午後3時東京都立〇〇高校の、一年生小泉悟史(こいずみさとし)君十五歳が、同学年の、高菜啓介(たかなけいすけ)君の、顔と腹部を、複数刺し殺害しました。さらには、同学年の、花咲紗智さん(はなさきさち)に、裂いた腹部に、手を挿入させるという行動にいたりました。現場を見ていたクラスメイトは、突然のことだった・・・ということです。』
これって・・・、俺が転入する学校だったよな、なんでこんなことになってんだよ、確かに、非現実を、望んだが、こんなこと望んだ訳じゃない、もっと恋恋した、学生時代を、エンジョイしたかった。
〜学校〜
「なんだこれ?」と、俺は、言う。その目線の先には、こんな看板が、あった。
(今日の、学校ワ休校ヨロシ、何故か聞きたい者は、校長室まで来たれ)
「なんだこれ?こんな適当でいいのか、しかも皆式に行くのに、なんで『何故か聞きたい者は』ってテレビ見ればわかるだろ!」
俺は、駆け足で、職員室に向かうすると、そこには、マスコミが、溢れかえっていた。
「すみません、すみません、ちょっと退いてください」と俺は、マスコミの間をぬって、校長室に、到着した。

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