《MUMEI》 3「部長は私達と違って、戦う術が無いから仕方無いじゃない。変なところでうらやましがらないの!」 「…神無月先輩に言われると、効きますね。分かりましたよ」 「じゃあ来年も、九曜くんは同じ担当場所で」 「それは待ったをかけます!」 「う〜ん。でも神無月やボク、それに雛の所なんて思いっきり攻撃的だけど良いの?」 「うっ…!」 九曜は青い顔で、神無月と雛の二人を見た。 「九曜くんの所はこう言っちゃなんだけど、本体を見つけるまでが勝負だから。寄って来るのは低級だけなんだろう?」 「ううっ!」 <視>られたことに、九曜はダメージを受けた。 前へ |次へ |
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